感動の涙を零す貴方を 心から美しいと感じました
僕は人に生かされて 人と生きている
結婚はおふたりにとって「第二の人生の始まり」
私たちSALLYは そんなおふたりが生まれてから
お相手と出会い 結婚するまでの「第一の人生」を振り返り
おふたりのことを支えてくれた人たちを書き出してお互いに共有する時間を
結婚式当日まで回数を重ねていくお打ち合わせの初めに設けています
大人になるにつれ 環境が変わっていくにつれ
日常で関わる人が変わっていくこともあるけれど
変わらずに見守ってくれて どんな時も応援してくれる家族のこと
滅多に会えなくなったけど 会えば昔に戻ったように話が弾む友人のこと
自分の人生が更に拓けたように感じた出来事のこと
沢山思い返したことを言葉にして相手に伝えることで
相手の大切な人が 自分の大切な人になり
自分の大切な人が 相手の大切な人になり
お互いをより深く知ることで お互いをより愛し尊敬する
そんなおふたりと創る結婚式 わくわくが止まりませんでした
優しさも 楽しさも 愛しさも 笑い声も
おふたりが選んだ結婚式のテーマカラーは「黄色」
明るく優しい雰囲気のおふたりにぴったりでした
皿の上の自然の柔らかい色合いの空間にマッチした
素敵なアクセントカラーになっていました
当日お支度を終えて
初めに行ったのはファーストミート
背中を向けて立つ新婦様の元へ 新郎様が向かいます
足取りは軽いものの 新婦様の右肩をトントンと叩くその手は
少しばかり震えていました
お互いの姿を目にし 安心したように腕を広げる新郎様に
新婦様が内緒で準備していたお手紙をお渡しされました
はにかみながら「ありがとうございます」「大切にします」と
伝えながらリボンを解いていき お手紙を読んで
優しく新婦様を抱きしめていた瞬間はきっと
おふたりの宝物になったのではないでしょうか
皿の上の自然で挙式のリハーサルを終え
おふたりはロケーション撮影へと出発されます
お選びになったスポットは 残波岬と仲泊ビーチ
残波岬へ向かう途中の足場が不安定な道も
ビーチの柔らかい砂の上も おふたり協力して
楽しみながら進んでいく様子がとても印象的でした
仲泊ビーチでは御両家ご親族の皆様にお集まりいただき
ファミリーファーストミートを行いました
おふたりが選んだ同じ柄のかりゆしを全員が着ることで
2つの家族が大きな1つの家族になったような
そんな一体感を感じる瞬間となりました
挙式のスタイルは人前結婚式
お母様にジャケットを着せてもらい 最後の身支度を終えた新郎様は
しっかりと最後までお母様と目を合わせお礼を伝えて
チャペル最前までお進みになります
続けて 新婦様もお母様にベールを下ろしてもらい
お父様と一緒にゆっくりと新郎様の元へお進みになりました
それぞれのお母様と 最後まで優しい手つきでエスコートと
新郎様へのバトンタッチをいただいたお父様の優しさが全員に伝わる
温かい空間の中 挙式の開会宣言が告げられます
新郎様から新婦様への誓いの言葉を読む前に新郎様は
ふと ご参列の皆様の方へ進まれます
新婦様へは内緒でおふたりの姉妹や甥姪ご友人の手には白い薔薇が渡っています
白い薔薇を1本ずつ受け取っていき 合計12本集めた花束を手に
これまでの感謝と新婦様の好きなところを涙ながらにお伝えいただきながら
「幸せにします これからもよろしくお願いします」という誓いを結びに
白い薔薇の花束をプレゼントされました
12本のバラは「ダズン・ローズ」と呼ばれ 1本ずつそれぞれに
感謝 誠実 幸福 信頼 希望 愛情 情熱 真実 尊敬 栄光 努力 永遠
という意味が込められており 白いダズン・ローズには「私の妻になってください」
というプロポーズの意味が添えられます
答えは勿論 「YES」 受け取った内の1本を新郎様のブートニアとしてお返しになりました
おふたりへの愛情に溢れた 素敵なサプライズの瞬間でした
新婦様から新郎様への誓いの言葉には
「貴方が大切に思うものを、私も同じように大切にすることを約束します」という
誓いと共に「一緒にこれからの人生を楽しみましょう」という希望の言葉を結びに
お互いへの誓いの言葉となりました
おふたりからご参列の皆様へ 誓いの言葉を唱和した後
おひとりおひとり前にお越しいただいて
4色それぞれに意味が込められたペイントから選んだ1色を
縦或いは横に1本真っ直ぐに 全員がそれぞれの方向に重ねて塗っていくことで
世界で一つのアートであり誓約書である「ウェディングキャンバス」が完成しました
おふたりのウェディングキャンバスへ署名のために
ペンを運んでくれたのはおふたりの愛犬でした
首に提げた状態で まっすぐとおふたりの元へ駆け寄る様子を見て
全員に笑顔が溢れました
その後おふたりは皆様をテラスに招いてカクテルパーティーを行いました
挙式の凜とした雰囲気とまた違い グラスを手に思い思いにお話を
楽しむ時間を過ごしてからリラックスした雰囲気で披露宴に進みます
披露宴の始まりはおふたり手作りのオープニングムービー
大好きだというSUPER BEAVERの「美しい日」という音楽と共に
おふたり手をとりあって入場されました
乾杯の発声は新郎様の甥っ子2人から
全員の拍手と共にAnother day of Sunが流れてきます
お子様の純粋な「おめでとう」の言葉と
「上手に出来たね」って頭を撫でるお姿に胸が打たれました
皿の上の自然の美食をお楽しみいただきながら
ケーキ入刀のセレモニーとファーストバイト
また 当日アドリブでサンクスバイトを行う方を呼び出していただきました
おふたりが選ばれたのはお姉様と妹様 「小さい頃は泣き虫だった自分と一緒に成長してきた」「年が離れていて目に入れても痛くないくらい可愛い」と語っていた
おふたりらしい選択だときっと誰もが感じていました
最初から最後まで笑い声に包まれながら過ごしてきた1日
結びのご挨拶をおふたりからいただく時間になりました
笑顔で皆さんのお顔を見ながら感謝の気持ちを伝えていく新婦様
徐々に涙が込み上げて来て マイクを持つ手と逆の手を胸に
「特別は普遍的な形をした幸せに何度も気づいていくことだ」と
「幸せは訪れるものや待っているものではなく今ここに在るものに気づくことだ」と
SUPER BEAVERの「美しい日」の歌詞に触れ でもご自身の言葉で語る
ご新郎様からのご挨拶を結びに おふたりの披露宴はおひらきとなりました
おふたりが零す感動の涙を おふたりを支えてこられた大切な皆様の涙を
本当に美しい日を この先何度も思い出される宝の日になりました
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